6月29日(日)朝のバロック(FM-NHK)にリクエストされた曲です。私は、鍵盤楽器の曲をあまり聞かないこともあり、全く知りませんでした。ラジオから聞こえてくるバッハの曲が、何だかバッハらしくないというか、とにかく気にかかりました。
題名にあるように、兄の旅立ちによせて、形式にとらわれないで気持ちのままに自由に作曲したものらしいです。バッハは、このような形式にとらわれない6曲からなる規模の大きな曲は、この1曲しか作曲していないようです。それぞれの曲にも題名がありました。こんなバッハの曲があったのですね。家族の誰かが旅立つ時に、こんなすばらしい曲が書けるなんて羨ましいというほかありません。
ニコラウ・デ・フィゲイレドのチェンバロも生き生きとしてすばらしい演奏でした。この曲って本当にチェンバロの演奏にピッタリです。チェンバロのための曲なのですから当たり前ですね。
Capriccio,"sopra la lontananza del suo fratello dilettissimo"B-Dur BWV992
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちによせて」変ロ長調
1.Eine Schmeichelung der Freunde, um denselben von seiner Reise abzuhalten
第1曲「旅を思い留まらせようとする友人たちの優しい言葉」
2.Eine Vorstellung unterschiedlicher Casuum,die ihm in der Fremde könnten vorfallen
第2曲「他国で起こりうる様々な出来事の戒め」」
3.Ein Allgemeines Lamento der Freunde
第3曲「友人たちの共通な嘆き」
4.Allhier kommen die Freunde, weil sie doch sehen, da es anders sejn kann, und nehmen Abschied
第4曲「友人たちは、やむをえぬこととしてここに集まり、別れを告げる」
5.Aria di Postiglion
第5曲「御者のアリア」
6.Fuga all'imitazione della cornetta di postiglione
第6曲「御者のラッパを模したフーガ」
アンドラーシュ・シフのピアノでの演奏
András Schiff - Bach - Capriccio B-dur - Part 1
András Schiff - Bach - Capriccio B-dur - Part 2

ランキングに参加しています。クリックしてもらえるとポイントになります。
最近のコメント