CDには関係ないのですが、特別企画ということで書き進めさせてもらいます。(ホームページと内容は共通です。)
ピアノなどと違って、ユーフォニアムは、吹奏楽部などに入らないと見ることすらない楽器です。ユーフォニアムと出会って、これからどうしようと思っている方の参考になればと思い書き進めていきます。他:ユーフォニアム(A)は一般用、他:ユーフォニアム(B)はプロを目指す方用です。
ユーフォニアム(B)第2回
聴音のテキストを見たことがありますか?ピアノを習っている人なら見たことがあるかもしれませんね。むかしからあるのは、音楽之友社の「子供のためのソルフェージュ」や山縣茂太郎の聴音。聴音などの大学入試問題もたくさん出版されています。指揮科の問題が特に難しいです。ヤマハなどは、聴音などのソルフェージュを大切にしています。しかし、予算や時間などの問題もあり、ピアノだけ習っている方も多いように思います。個人のピアノ教室の場合は、聴音などを全く行っていない教室もあるようです。音が聞き取れても、それを生かせないと意味がありませんが、少しでも早く聞き取れると、それだけ演奏に生かせるというのも事実です。
音楽の基礎的な力があれば、中学生や高校生になってからでも、ユーフォニアムは上手になれます。学校などの指導者も、このようなことは十二分に承知しています。しかし、どの人も専門家になるわけではありません。楽器を演奏するために部活動に参加したのに、楽器の練習以外のことに取り組むには、楽器の良さが分かる前に音が苦痛になる危険が伴います。そのため、指導が慎重になります。また、楽器の演奏に取り組むことで、耳の良い人は、聴音などをしなくても、どんどん音に敏感になる人もいます。ジャズ奏者などでは、楽譜を読めない、または、読まない人もいます。耳で聞いた音、頭に浮かんだ音を楽器で演奏するわけです。ジャズの場合の練習でも、よく言われるのが、人の演奏を良く聞いて、音をコピーし、何度も練習するようです。何時間も、音の中にいると、言葉を話しているように音が聞こえてくるようです。
聴音を始める時期は、早ければ早いほど良いとされています。工夫すれば、4歳くらいでも十分取り組めます。ヴァイオリンも4歳くらいから取り組めるように、小さなサイズのヴァイオリンがあります。残念ながら、ユーフォニアムのサイズを小さくしても管の長さは変えることが出来ませんし、吹きやすくもなりません。聴音など、小さい時に音楽教室に行ける人はラッキーといえるでしょう。もし、小学生で、ユーフォニアムに出会った人は、できれば音楽教室にいってもらいたいです。中学生で出会った人で、ユーフォニアムでプロのような演奏をしたい、自分の音楽をしっかり表現できるようになりたいと思う人も、音楽教室に行ってください。せっかく覚悟を決めて行くのですから、聴音やソルフェージュのある音楽教室へ行きましょう。音楽でプロになる場合は、親の理解がとても重要です。理解というより、親が子どもをプロにさせたいと思うことが大切といるでしょう。天才モーツァルトも、親の教育の賜物でもあります。
もう一つの方法は、今指導してもらっている部活動の先生に、「聴音などのソルフェージュをやってみたい!」と申し出ることです。指導者は、このような自発的な言葉を待っているものです。活動時間の問題もあり、難しいことも多いと思います。しかし、一度や二度断られたくらいで諦めるのなら、演奏もそれなりということになると思ってください。
次は、どうしてピアノをする必要があるのか?について書きたいと思います。

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