他:ユーフォニアム(B)

ユーフォニアム(B)第6回

ユーフォニアム(B)第6回
 ユーフォニアムは、弦楽器や木管楽器のように広い音域を自由に演奏することが難しいので、アピールできる演奏をしていく必要があります。ホルストは、惑星や第1組曲、第2組曲などでユーフォニアムがアピールできるチャンスを与えてくれています。この時、いかに輪郭のはっきりした音を出せるかが問題となります。自分では、気持よく演奏していても、聞いている人は、もわ~んとした印象しか残りません。
 毎日の練習で最も大切なことの一つが、輪郭のはっきりした音といえます。音の輪郭をはっきりさせるには、音の出る瞬間が大切です。ピストンを動かしつつ音を出さない練習はしていますか?自分が簡単に吹けるメロディーなどをもう一度しっかり点検してください。また、ロングトーンの練習などでも、音の出る瞬間の唇の動きを常に研究してください。音楽大学の入試で、アーバンなどを出しています。アーバンを吹けることは大切です。しかし、もっと大切なのは、その演奏する音を聞いた人が、音楽を感じることです。そのためには、音が明瞭に聞こえなくてはいけません。
 他のユーフォニアム奏者より、はっきりした音が出せるように研究してみましょう。

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ユーフォニアム(B)第5回

ユーフォニアム(B)第5回
 歌を人前で歌うことは好きですか?西洋音楽といえば歌です。歌を人前で歌うのは好きということは、楽器で演奏する時にもプラスになります。カラオケでも何でも歌えるといいですね。日本民謡のプロの歌手ともなると耳もすごくいいと聞きます。歌は、フレーズや全体の構成の基本的なことは、歌詞によって理解することができます。
 音楽の勉強に新曲視唱やコールユーブンゲン、コンコーネ、イタリア歌曲などもあります。ピアノの勉強では、ピアノ練習曲のCDもあり、使ってみるのもいいです。コールユーブンゲン、コンコーネ、イタリア歌曲なども、見本のCDが出ています。値段は高いですが、使ってみることは、とてもいいと思います。
 音楽を勉強する人にとって、今ではCDは大切な道具の一つと言えます。しかし、生の音には到底およびませんので注意が必要です。
 ユーフォニアム(B)も第5回になり、勉強することが多いのに気が付かれたことと思います。ユーフォニアムの練習、それ以外の音楽の練習や学習。毎日、かなりの時間が必要ですね。また、演奏会に行って、様々な音楽を生の音を自分の耳で聞くことも大切です。例えば、大阪フィルハーモニーのコンサートでは、今でも千円の学生券があったと思います。演奏家も、よりすばらしい演奏家を育てたいという気持ちを持っているのです。このような気持ちが、音楽をする上で最も必要なものかもしれません。

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ユーフォニアム(B)第4回

ユーフォニアム(B)第4回
 吹奏楽では、スウェアリンジェンの曲をよく演奏します。「何や、簡単な曲やん。」と感じるのは、作曲者がそれぞれの楽器の特性をよく理解して無理のない音域で作っているからです。和音なども、学習するのにもってこいの曲ばかりです。しかし、ピアノなどをしていると、難しい部分を発見することができるでしょう。
 特に難しいのは、曲全体や各部分のフレーズの長さです。きちんと理解できないと、フレーズ感のない演奏になるばかりか、音量のバランスも崩れることが多いのです。
 よく理解している吹奏楽の指導者は、このようなことを合奏練習などで話してはくれます。しかし、プロのような演奏をするためには、自分で曲全体を理解して演奏することも大切なことです。
 これは、ピアノ伴奏などをしてもらって、曲を演奏する場合でも同じです。目の前の音だけに集中して全体が見えない演奏になってしまいます。ピアノ伴奏で曲を演奏すると自分の楽器の音程の癖もよくわかるので、できるだけやっていきましょう。
 CDの伴奏付き楽譜も出ていますので、自分で買って練習してみましょう。一番良いのは、ピアノが上手な人に伴奏してもらうことです。また、その時、ピアノの音の立ち上がりに注意して下さい。ユーフォニアムの音の立ち上がりが、ぼそぼそ感やもや~っと感があれば改善する必要があります。

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ユーフォニアム(B)第3回

ユーフォニアム(B)第3回
 ピアノが、どうして必要なのでしょう。曲に出てくる音は、それぞれ大切な役目を果たしています。私は、ユーフォニアムが上手くなりたいのだから、他の楽器は必要ないと思っていました。ピアノは、ちょっと弾けたらいいんかなくらいに思っていました。大切だと本当に分ったのは23歳の頃です。ある大学で行われたチェロのロストロポービッチの公開講座に行ってみた時のことです。ロストロポービッチは、ドヴォルザークのチェロコンチェルトのチェロのパートを暗譜していたどころか、ピアノで伴奏も弾いていました。一つ一つの音の説明が明確であり、これこそがプロの音楽なんだと感じました。
 指揮者は、交響曲などをピアノで弾けるようです。自分で弾けることが、指揮をする上でも大切なことだそうです。
 ピアノが弾けるということは、曲全体を把握する上で、とても必要であり、演奏する上でも、音楽全体をコントロールする力になります。
 ピアノをしていないと自分勝手な音程やバランスで演奏してしまうということに早く気が付くと、ユーフォニアムも、とても上手になるでしょう。

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ユーフォニアム(B)第2回

 CDには関係ないのですが、特別企画ということで書き進めさせてもらいます。(ホームページと内容は共通です。)
 ピアノなどと違って、ユーフォニアムは、吹奏楽部などに入らないと見ることすらない楽器です。ユーフォニアムと出会って、これからどうしようと思っている方の参考になればと思い書き進めていきます。他:ユーフォニアム(A)は一般用、他:ユーフォニアム(B)はプロを目指す方用です。 

ユーフォニアム(B)第2回
 聴音のテキストを見たことがありますか?ピアノを習っている人なら見たことがあるかもしれませんね。むかしからあるのは、音楽之友社の「子供のためのソルフェージュ」や山縣茂太郎の聴音。聴音などの大学入試問題もたくさん出版されています。指揮科の問題が特に難しいです。ヤマハなどは、聴音などのソルフェージュを大切にしています。しかし、予算や時間などの問題もあり、ピアノだけ習っている方も多いように思います。個人のピアノ教室の場合は、聴音などを全く行っていない教室もあるようです。音が聞き取れても、それを生かせないと意味がありませんが、少しでも早く聞き取れると、それだけ演奏に生かせるというのも事実です。
 音楽の基礎的な力があれば、中学生や高校生になってからでも、ユーフォニアムは上手になれます。学校などの指導者も、このようなことは十二分に承知しています。しかし、どの人も専門家になるわけではありません。楽器を演奏するために部活動に参加したのに、楽器の練習以外のことに取り組むには、楽器の良さが分かる前に音が苦痛になる危険が伴います。そのため、指導が慎重になります。また、楽器の演奏に取り組むことで、耳の良い人は、聴音などをしなくても、どんどん音に敏感になる人もいます。ジャズ奏者などでは、楽譜を読めない、または、読まない人もいます。耳で聞いた音、頭に浮かんだ音を楽器で演奏するわけです。ジャズの場合の練習でも、よく言われるのが、人の演奏を良く聞いて、音をコピーし、何度も練習するようです。何時間も、音の中にいると、言葉を話しているように音が聞こえてくるようです。
 聴音を始める時期は、早ければ早いほど良いとされています。工夫すれば、4歳くらいでも十分取り組めます。ヴァイオリンも4歳くらいから取り組めるように、小さなサイズのヴァイオリンがあります。残念ながら、ユーフォニアムのサイズを小さくしても管の長さは変えることが出来ませんし、吹きやすくもなりません。聴音など、小さい時に音楽教室に行ける人はラッキーといえるでしょう。もし、小学生で、ユーフォニアムに出会った人は、できれば音楽教室にいってもらいたいです。中学生で出会った人で、ユーフォニアムでプロのような演奏をしたい、自分の音楽をしっかり表現できるようになりたいと思う人も、音楽教室に行ってください。せっかく覚悟を決めて行くのですから、聴音やソルフェージュのある音楽教室へ行きましょう。音楽でプロになる場合は、親の理解がとても重要です。理解というより、親が子どもをプロにさせたいと思うことが大切といるでしょう。天才モーツァルトも、親の教育の賜物でもあります。
 もう一つの方法は、今指導してもらっている部活動の先生に、「聴音などのソルフェージュをやってみたい!」と申し出ることです。指導者は、このような自発的な言葉を待っているものです。活動時間の問題もあり、難しいことも多いと思います。しかし、一度や二度断られたくらいで諦めるのなら、演奏もそれなりということになると思ってください。
 次は、どうしてピアノをする必要があるのか?について書きたいと思います。
 

 

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ユーフォニアム(B)第1回

 CDには関係ないのですが、特別企画ということで書き進めさせてもらいます。(ホームページと内容は共通です。)
 ピアノなどと違って、ユーフォニアムは、吹奏楽部などに入らないと見ることすらない楽器です。ユーフォニアムと出会って、これからどうしようと思っている方の参考になればと思い書き進めていきます。他:ユーフォニアム(A)は一般用、他:ユーフォニアム(B)はプロを目指す方用です。

ユーフォニアム(B)第1回
はじめに
 ラジオやテレビで流れてくるメロディーを聞いただけで歌えますか?和音が聞こえますか?音楽は、音で表現する芸術です。その音に何かを感じないと表現ができません。音がわからないとプロやプロのような演奏はできません。ヴァイオリンの鈴木メソードは知っていますか?演奏する曲を聞くことからはじめます。最初は、耳で聞き、音のイメージが出来ないと良い演奏はできません。ユーフォニアムでは、かなり難しい問題です。
 急がば回れなどの言葉があるように、聴音やコールユーブンゲン、コンコ-ネ、新曲視唱、そしてピアノなどは、自分の音楽技術を確認するのにも必ず行う必要があります。中には、音に敏感で何もしなくても音が分かる人がいます。そのような人は、ピアノ以外の勉強はする必要はないかもしれません。しかし、そのような人は、天才でしょう。
 

 

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